沖縄/科学: 海岸・河川・環境・防災 水圏環境工学分野
仲座栄三研究室
ニュートンの運動法則は修正されなければならない
Newton's law of motion must be modified
2021年01月11日
我々が教科書で学ぶニュートンの運動の法則は、一般に次のように述べられている。
1)慣性の法則:力の作用がないかぎり、静止した物体(質点)は静止し続け、一定速度で運動している物体はその運動状態を保つ。
2)運動方程式:物体に力を加えると、その物体は作用力に比例し、質量に反比例した加速度を受ける。
3)作用反作用の法則:物体に力を加えるとその反作用として、大きさが等しく、逆方向の力を受ける。
このように定義されるニュートンの運動法則は、設定する基準体に対して(あるいは観測者に対して)静止している場合のみでなく、一定速度で運動状態にある場合をも含んでいる。
しかしながら、相対性理論が確立した今日、観測者に対して運動状態にあるものの長さや経過時間(運動状態の変化量)は相対論をもってしか知ることはできない。したがって、ニュートンが運動法則で述べた「一定速度で運動状態にある・・・」とする運動状態も含めた定義は、ある種フライング(false start)的な判断であったと言える。
したがって、相対性理論の下で、ニュートンの運動法則は物体が静止状態から微小速度を得る瞬間の力学として修正されなければならない。このことによって、力学は厳密に相対性原理を満たすことができる。その後に、その定義を緒として相対論的力学あるいは相対論的運動学が構築される。相対性理論とは相対論的電磁気学であり、それに基づく物体の運動が相対論的運動学として定義される。
相対性理論の関連本などに、「アインシュタインの相対性理論は、ニュートンの運動法則(あるいは運動方程式)を書き変えた」などとする説明が散見されるが、それはまったくの誤りである。ニュートンの運動法則を上記のように、「静止状態から微小速度を得るまでの力学」と位置付けることで、ニュートンの運動法則は力学の緒となり要石と位置付けられる。すなわち、ニュートンの運動法則の普遍性が位置付けられる。
一方で、これまでにも度々述べてきているように、アインシュタインの相対性理論は誤っており、その本質は、相対論的電磁気学として再定義されなければならない。
教科書の説明はいかに修正されなければならないかなど、詳しくは、本サイトの関連ページ、あるいは詳細ページをご参考ください。
物理革命はアインシュタインの相対性理論を論駁することで始まる
A revolution in Physics could begin with refuting Einstein's theory of relativity
2021年01月06日
アインシュタインの相対性理論が教育現場において連綿と教え続けられている。その理論には、数多くのパラドックスを伴うのであるが、それはなしの礫となり、木に竹をつぐような説明で茶を濁している現状がある。
アインシュタインの相対性理論の誤りの緒は、ローレンツ変換した先の空間及び時間を、運動系の実際の空間及び時間と見なしたことにある。それによって、アインシュタインの相対論的時空が創造された。無理もない、当時は、ローレンツやフィッツジェラルドらによる長さの短縮説、そしてポアンカレによる相対論が存在したからである。
やってみると直ちに分かることだが、アインシュタインは静止系でも運動系でもまったく同じ単位に基づく時空を想定している。時空は歪んでいない。その上で、静止系から放たれた光の伝播が運動系でいかような伝播となって見いだされるかを調べている(逆に、運動系から静止系に放たれた光の伝播を見るでも可)。一般相対性理論においても同じである。
すなわち、それから得られるのは、本来、静止系の観測者の見る光の伝播の位相と運動系の観測者の見るその光の伝播の位相とを関連付けることである。しかるにそれが、アインシュタインの相対性理論では、運動系の時空と静止系の時空との関係へと曲げられている。その結果は、直ちに、ローレンツ変換の存在が、時空の非対称性をもたらす結果となり、アインシュタインは自らが打ち立てた相対性原理に自ら背くという結果をもたらしている。
一般相対性理論では、光と重力との干渉が、時空の歪へと曲げられ、物理学的思考を死に追いやっている。
こうして時空の歪を定義付ける現代の物理学では、物理の思考の停止をもたらす。その結果は、力の統一を拒否し、相対速度が光の速度を越えることを許さず、未確認物質の存在を想像できない理論と化す。
新しい相対性理論が創造されている。
これにより新しい物理学上の革命と新たな発見を模索してもらいたい。
詳しくは、参考サイトをご覧ください。
eラーニング 相対性理論を書き変えました。
The relativity has been rewritten
2020年12月31日
eラーニング 相対性理論のページを書き変えました。
自然海岸における人工的巻波砕波形成への挑戦
A Challenge to Artificial Wave-Breaking Wave Formation on Natural Coast
2020年10月22日
自然海浜海岸に発生する波の砕波は,spilling,plunging,collapsing,surgingの4つのタイプに大別できることが知られている.その中でもplunging砕波は,“巻波砕波”と呼ばれ,サーフィンの上級者に好まれている.自然海岸では4つの砕波形式の内のいずれかが発生するのであるが,沖側から来襲する波浪を砕波する直前に,何らかの形で人工的に砕波形式を変える方向へと導くことができれば,サーフィンが楽しめる海岸創りとなり得る.本論は,自然海岸の海底に人工斜面を設置することで,砕波形式を積極的にplungingに変化させることについて,数値計算を用いて検討している.数値計算結果は,一様斜面勾配の海岸の砕波形式が4つのタイプに大別されることを示した上で,人工斜面設置が砕波形式をspillingタイプからplungingタイプへと変化させることに成功したことについて説明している.
コンピュータ数値シミュレーションによる明和大津波の挙動特性の解析
Analysis of behavior of Maywa Tsunami wave by computer numerical simulation
2020年10月22日
コンピュータ数値シミュレーションによって,八重山諸島及び宮古島諸島を襲った明和大津波(1771年)の挙動特性を調べる研究が,これまでに数多く行われている.それらの殆どは,島々の沿岸に対して,数値計算による津波遡上高と古文書記録に記された津波遡上高や津波石分布から想定される津波遡上高との比較を行うことを主目的としている.本研究では,遡上高の比較は行わず,明和津波の波源と推定される位置から生じた津波が,八重山諸島や宮古島諸島にどのような形で来襲するものとなるのかを明らかにしている.明和大津波は,八重山諸島や宮古島諸島の島々に対して一様な現象となって現れたのではなく,ある特定の地域に際だって高い遡上高や巨大な津波石を残している.また逆に,特定の島では津波の遡上高が周りの島々よりも極端に低いと判断されるような場合もある.本研究では,平面的な津波の挙動に焦点を当てて,空間的になぜ,そのような差異が現れたのかについて明らかにしている.
宮古島の巨大津波石の分布から読み解く明和大津波の唯一性とその挙動特
Uniqueness of the Maywa Tsunami wave and its behavior deciphered from the distribution of giant tsunami rocks at Miyakojima Island
2020年10月22日
沖縄県宮古島(周辺の小島を含む)を取り巻く沿岸には,周長が数十mに達し,高さが10 mを超えるような巨大な津波石が散在している.特に,下地島や宮古島周辺に存在する津波石は,世界最大級の大きさの津波石と判断される.本研究は,これらの津波石が,1771年に発生した明和大津波によって生じたことを明らかにし,さらにそれらの分布状況から明和大津波の宮古島における挙動特性を推定している.それらの結果は,宮古島東平安名崎から南沿岸,そして西沿岸における津波の高さが30 mをゆうに超えていたと推定し,内陸部に3 kmほども津波石を運び浸水域を発生させたと推定している.また,今日から過去3000年ほどの間に,巨大津波の発生が数回あったと推定する従来の巨大津波7回以上発生説を明確に否定し,沖縄先島地方に発生した巨大津波は明和大津波のただの1回であると結論づけている.最後に,世界に類を見ない津波石群など津波痕跡及び古文書記録を重要文化財や世界遺産として登録すべきことを提案し,津波教訓を防災教育や観光に活かすことの発案を行っている.
石垣島大浜の津波大石は古文書に記載されていたか
Was the tsunami boulder in Ohama, Ishigaki Island listed in the ancient documents?
2020年10月22日
石垣島の大濱(大浜)の海岸近くに周長40m,高さ7mほどの巨岩が存在し,現在,津波大石と呼ばれている.これは,牧野(1968)の命名による.この巨岩が現在の位置にあることの理由について,牧野は1771年の明和大津波によるものと考えた.これに対して,加藤・木村は現地性の転石と主張し,河名らは明和津波よりもはるか以前となる大よそ2000年前に発生したと想定される(仮称)“沖縄先島津波”によるものであると主張した.現在,石垣島に関する広報誌や観光案内誌等では,河名らの主張にもとづき,「明和津波以前の津波による」ものと説明されている.津波大石の発生起源に対してこうしていくつかの説が存在する要因の一つとして,明和大津波の災害を克明に記録した古文書にその発生を示す記述が見当たらないことが挙げられる.古文書記録に,その記述がついに見出された.本論は,そのことについて明らかにしている.
石垣島大浜の津波大石は 古文書に記載されていたか,その2
Was the tsunami boulder of Ohama in Ishigakijima Island mentioned in the ancient documents?
2020年10月22日
石垣島の大浜の崎原公園の一角に,牧野清が命名した津波大石という巨大な岩塊が存在する.これは,津波によって現在の位置に運ばれたものであるとされてきているが,それが何時,どこから運ばれたものであるかについては,これまで諸説ある.著者は,先に発表した論文において,それを発生させた津波が,1771年に発生した明和大津波でありかつ,その元の位置は現在の位置より150 mほど南寄りに下った海岸にあり,そこはかつて「こるせ御嶽」と呼ばれていたことが,古文書記録「大波之時各村之形行書」の末尾部分に当たる「奇妙変異記」に明記されていることについて述べている.その後に,古文書記録の修正部分について精査が行われ,古文書原本とも照らし合わせて,さらに改訂が行われている.本論は,先の論文の続編として,これらのことについて説明している.
石垣島及び多良間島の海に引き流された津波石の分布が語るもの
What the Distribution of Tsunami Stones Drifting to the Sea in Ishigaki and Tarama Islands Tells Us
2020年10月22日
明和大津波によって陸上部に打ち上げられた岩塊の分布を明らかにし,それらの石を「津波石」と命名したのは牧野(1968年)であった.牧野が調べ上げた津波石の分布は,沿岸域のみでなく,島の内陸奥深くまでにも達し,標高40 mを越え,古文書に記録されている津波遡上高28丈2尺(約85 m)をも想像させるものとなっている.また,牧野は,宮良湾内の河川などの低地を南側から遡上して内陸部に侵入した津波と,東海岸の轟川河口付近の低地を東側から遡上して内陸部へ侵入した津波とが島の中央部で合し,すり山を抜けて島の反対側へと流れ込んだものと推測している.本論は,牧野が調べた陸上部に打ち上げられた津波石の分布を補足する形に,海側に引き流された津波石の分布を新たに明らかにし,牧野の津波石分布や古文書記録とも照らし合わせて,明和大津波の遡上や引きの挙動について分析している.その結果,牧野が推定した津波挙動の殆どが,ほぼ妥当なものとして具体的に浮かびあがっている.また,津波に引き流された岩塊等の堆積は幸いにも浅いサンゴ礁内に多く,当時の遺物が数多く埋もれている可能性が推測され,考古学的発掘調査が急がれることが指摘されている.
牧野清著「八重山の明和大津波」と大浜崎原の「津波大石」について
Makino's Yaeyama Meiwa Oho Tsunami and Tsunami Oho Ishi ( Meiwa Huge Tsunami and Tsunami Boulder )
2020年06月22日
本資料は、牧野清著「八重山の明和大津波」を正しく理解するための補足資料となっている。また、牧野清氏が命名した大浜崎原の津波大石の起源について、詳しく説明してある。
石垣島最大の津波石とされる大浜崎原公園の西北隅にある「津波大石(牧野氏の命名による)」の側に現在表示されている案内版には、「それが明和津波以前の津波によるものと推定される」とする旨の記述がある。これは、まったく根拠のない非科学的な見解によるものである。
また、最近、「最新科学が明かす明和大津波」という書物が発行されている。その内容は、牧野清著「八重山の明和大津波」の肝心な部分を否定する形にある。甚だ遺憾である。ここに示す資料は、これらの誤った見解を正す内容となっている。
仲座栄三
古文書・津波堆積物が示す世界最大規模の津波の実態と対応策
Written documents and tsunami deposits reveal the world biggest tsunami in Ryukyu Island of Japan- Disaster mitigation against huge tsunamis
2020年06月22日
2014 年度 (第50回) 水工学に関する夏季研修会講演集、水工学シリーズ、14-B-B、土木学会、講演資料
明和津波に関する規模や津波石の起源などが詳細に説明されています。琉球の先島地方に発生した大津波は、明和大津波のただ一つであることを説明しています。
また、発掘調査で現れた少女の人骨の枕元の上に残されたた明和大津波の痕跡を示すだ一本の痕跡から、この琉球地方に来襲した大津波が過去2000年に亘って、ただの1回であり、それが明和大津波であることを説明しています。
牧野清著「八重山の明和大津波」を文化財指定へ
Kiyoshi Makino's "M Tsunami in Yaeyama" designated as a cultural property
2020年06月15日
重山の明和大津波」、あるいは改訂増補版「八重山の明和大津波」と呼ぶ。この成書が、八重山の、そして世界の珠玉として、未来永劫に一寸たりとも汚されないように、文化財指定して保全すべきであることを提案したい。
牧野清氏の「八重山の明和大津波」の序文として寄せた喜舎場永珣氏による評価は、以下のようなものとなっている。
(途中省略)
牧野君はその序文や本文の中にものべているように、その研究の柱をなした文献は、明和津波の当時の記録「大波之時各村之形行書」と、拙書「八重山歴史」であるが、同君はこれらの文献、記録の上に立って、さらにこれを自ら調査し、研究して、そのおどろくべき自然災害の実態を復原し、そしてこれを現代の眼をもって考察、解明し、この津波の記録を新しく書き直すという偉業をなしとげたもので、八重山の郷土史の上に、一つの大きな足跡を印したものである。
(途中省略)
打上げられている大石の実地調査、観察記録などを書き進め、ときどきその概要報告にも来てくれた。その結果おどろくべきいろいろのことが明らかとなった。中でも波によって運ばれた大石の分布状況を明らかにして、大石分布図を作ったこと、石垣島の波に洗われた地域の推定図を作ったこと、津波の高さの解明、その最高記録二十八丈二尺という波は、嘉崎浜から宮良の牧中に達したものであるという事実をつきとめたこと、竹富島や四カ村がサンゴ礁の影響をうけたこと、その他この津波に関する限り、今日まで誰にもわからなかったいろいろのことを明快に解明したその努力と、その考察力には敬服すべきものがある。そしてそれは、学会に貢献するところもひじょうに大きいと思う。
また地震や津波の成因に関する地球物理学専門学者の研究を引用して、明和の地震や津波の解明につとめ、一般の素人にもわかりやすく記述したことも、たいへんよいことであると考える。
さらに、奇妙変異記や、離島にも調査に渡って、各地の伝説や、伝承を蒐集したことも立派な業績である。
以上を要するに、本書は明和津波の諸現象を徹底的に追求し、解明することによって、現在および将来に向かい、この種災害に対する人人の認識、理解を助けるとともに、一面警告の書ともなっていると私は考えている。
以上(牧野清著改訂増補「八重山の明和大津波」より引用)
この喜舎場永珣氏による序への寄せ書きに現れる評価は、歴史学あるいは社会学的観点からのみでなく、海岸工学あるいは津波工学の観点から見ても、実に正確であり、そして余すとこなく説明されている。
最近、牧野清氏の偉業を否定し、明和津波がもたらした大浜崎原の津波大石や、宮古島(下地島)帯大岩、そして津波上がり高さ 85m 等などを否定する主張を行う書物が発行されている。実に悲しむべき所業である。我々は、惑わされないように、要注意でいなければならない。
相対性原理に拠る新たな相対性理論
A new theory of relativity based on the principle of relativity
2020年05月24日
新たな相対性理論の全体像が説明されています。
Bellの宇宙船パラドックスを解く
Solve Bell's Spaceship Paradox
2020年05月24日
Bell の宇宙船パラドックス、その問題点は、なんとローレンツ変換の適用の問題にあった。
アインシュタインの相対性理論に関する時間及び長さのパラドックスを解く
Resolving Paradoxes of Einstein’s Relativity
2019年09月28日
アインシュタインの相対性理論からは時間及び長さに関するパラドックスが派生される.これまでに,それらについて様々な解釈が投じられてきている.本論は,仲座の新相対性理論によって,それらの解釈の誤りを正すものである.これにより,双子のパラドックス,浦島効果,ガレージのパラドックス,2台のロケットの同時発射の問題,原子時計の時間の遅れ,一般相対性理論における時空の歪(曲がり)など,これまでパラドックスとされてきた問題が解決される.
Key Words: Nakaza’s relativity, Lorentz transformation, twinpradox, time delay, length contraction
Rock Dynamics Summit 2019 で発表
Presentation at the International conference on Rock Dynamics
2019年07月09日
The International Conf. on Rock Dynamics.
RCS2019
沖縄地方における巨大津波についてまとめるー沖縄タイムス 宮里美紀記者
Summary of the huge tsunami in Okinawa
2019年02月18日
Possibility of Huge Tsunami in Okinawa region is reported by Okinawa Times, M. Miyazato
2019 年 2 月 11 日 沖縄タイムス
想定津波の最大遡上高や明和津波に関する最近の研究成果が紹介されている。
修士課程留学生 Shaeq Frotanさん 国際会議においてベスト発表及び内容賞を受賞
Mr. Shaeq Frotan in the Master's course received the best presentation and content award at the international conference.
2018年10月15日
フォルタン君は、アフガニスタン国からの留学生です。彼は、データ入手が困難なアフガニスタンの河川に関する洪水解析と対策の研究成果を発表し、受賞に至りました。データの取得には、NASA やアフガニスタンにおける彼の同僚などの協力を得ました。
これも単に私の研究室の指導による成果のみでなく、多くの方々、特に社会基盤デザインコースの先生方のご指導の賜物と感謝いたします。
フォルタン君は現在、北海道大学清水教授研究室とのコラボレーションを通じて、最新計算技術の獲得やドローンを使用してのデータ取得の研究を進めております。
ローレンツ変換はガリレイ変換を与えない
Lorentz transformation does not result in Galilean transformation
2018年07月27日
アインシュタインの特殊相対性理論の基礎を成すローレンツ変換は,マクスウェルの電磁場理論や波動方程式を同じ形に変換し,相対性原理を満たす.そのローレンツ変換に対して相対速度が光速度に比較して十分に小さいという条件を課すとき,それはガリレイ変換に帰結すると解釈されてきている.しかしながら,ガリレイ変換は,マクスウェルの電磁場理論や波動方程式を同じ形に変換しない.すなわち,ガリレイ変換は光に対して相対性原理を満たしていない.相対性原理を満たすローレンツ変換から導かれるガリレイ変換が,その根幹となる相対性原理を満たしていないということは,重大な矛盾といえる.本論は,従来のガリレイ変換に対する矛盾を明らかにし,相対性原理を満たす変換則を提示している.また,ローレンツ変換がニュートンの運動法則に対して相対性原理を満たすことを明らかにしている.それらの結果は,アインシュタインの相対性理論の誤りについても言及している.
Key Words: Galilei transformation, relativity, Lorentz transformation, Nakaza’s new relativity
物理学における不思議”なぜ時空は4次元か”に答える
An answer to the question "Why is Space-Time Four-dimensional?"
2018年05月07日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
物理学 70 の不思議「なぜ時空は 4 次元か?」に答える
日本物理学会が挙げる「物理学 70 の不思議」の一つに,「なぜ時空は 4 次元か」という問いがある.これは,ひとつにはアインシュタインの相対性理論において,時間と空間とは不可分であり,4 次元の時空が設定できるという定義に従っている.特殊相対性理論においても,空間と時間は不可分であり,4 次元の時空をなす.しかし,よく考えてみると,特殊相対性理論では,静止系と呼ぶ1つの慣性系では 3 次元直交座標系で表される空間と時間とが独立して定義され,ローレンツ変換を通じて運動系の 4 次元時空が決定される.しかし,相対性原理によって,一方の運動系を静止系と定義した上で議論を始めることも可能であるので,これは,先の 4 次元の時空とするローレンツ変換からの帰結に背く.物理学においては,たった1つの反論をもって論駁が十分となる.本論は,そのことについて論じている.
An answer to the question "Why is Space-Time Four-dimensional?"
One of the "70 Wonders in Physics" listed by the Physical Society of Japan is the question, "Why is space-time four-dimensional?" This is because in Einstein's theory of relativity, time and space are inseparable, and one follows the definition that a four-dimensional space-time can be set. Even in the special theory of relativity, space and time are inseparable and form a four-dimensional space-time.
However, if you think carefully about special relativity, the space represented by a three-dimensional orthogonal coordinate system and the time are defined independently in one inertial system called a stationary system. Then, a four-dimensional spacetime of a moving inertial coordinate system is determined through the Lorentz transformation. Yet it is also possible to start the discussion inversely after defining the moving system as a stationary system by means of the principle of relativity, so this goes against the consequences of the Lorentz transformation which gives it the four-dimensional space-time.
In physics, refutation is sufficient with only one objection; the question "Why Space-Time is Four-dimensional?" is resolved in this paper.
新相対性理論の包括的説明掲載される
Comprehensive descriptions of the new relativity theory has been posted
2018年04月21日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
相対性理論による速度及び運動方程式
ある慣性系Aに対して一定速度_v_で運動している慣性系Bから,さらにその運動方向に一定速度_v’_ で運動して観測される運動物体Cがあるとき,慣性系Aから直接観測される運動物体Cの移動速度_u_は,古典的力学によれば,u = v + v’ と与えられる.しかしながら,アインシュタインの相対性理論によれば,それは,v2 / c2 << 1及び_v’2_ / c2 << 1となるような特別な場合に対するものであり,より一般的にはu= ( v + v’ ) / (1 - vv’/c2 ) と与えられるとされる.このことは,アインシュタインの相対論的速度合成則と呼ばれている.しかし,この速度合成則は誤っていた.正しくは,u = v + v’ である.それでは,アインシュタインが求めようとした速度合成則とは正しくはいかように書けるべきであったか?そもそも,速度の合成になぜ光の速度が関係するのか?という素朴な疑問も浮かびあがる.本論は,仲座の新相対性理論に基づいて,速度合成則,運動方程式,エネルギー,原子時計の遅れなどに関する正しい解釈を与えている.
Key Words:relativity, Lorentz transformation, Galilei transformation, velocity adition law, Nakaza’s relativity
ナビエストークス方程式、琉球大学びぶりお文学賞を受賞する
“The Navier Stokes equation” awarded the Vibrio literary award of University of the Ryukyus.
2018年04月04日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
Navier-Stokes 方程式をタイトルにした詩が、2017 年度琉球大学びぶりお文学賞を受賞されました。このタイトルには本当に驚かされました。なぜなら、この方程式は、私が常日頃研究の対象としているものであり、私はこの方程式を 2005 年度に修正しているからです(リンク先参照)。
しかし、この作品の作者西上さんは、理工学研究科の学生ですが、小説の部門も同時にダブル受賞されています。文系学生から多数の応募がある中で、理系の学生が、しかもダブル受賞となったことは、驚くばかりです。
芥川龍之介や夏目漱石などは、数学を愛したというが、数学と文学とはどこか精神が通じているのかもしれません。
しかし、学生達の小説や詩を読んでいると本当にその斬新さや展開の鋭さに感動させられます。「小説や詩を書くとは、まさに自然科学分野における研究を見る様である」ということに気づかされました。
何事も打ち込むところに、輝きが放たれていると感じたしたいです。
この作品は、私が図書館長を拝命している際の受賞ですので、タイトルも合わせて、運命を感じます。このような機会を経験できたことに感謝いたしたいと思います。
A poem titled “The Navier-Stokes equation” was awarded the University of the Ryukyus Vibrio-Literature Award in 2017. This title has truly amazed me because the equation is a subject of my research and I reconstructed the equation in 2005 (see the link). Mr. Nishigami, author of this work, is a student in the Graduate School of Science and Technology, but he has also won double awards at the same time. Among numerous entries from the Department of Art students, it is surprising that a science student has won double awards.
Akutagawa Ryunosuke and Natsume Soseki, for example, say that they love mathematics, but perhaps the spirit of something matches mathematics and literature. Reading students' novels and poetry one is truly impressed by their innovation and the sharpness of their thinking. I realized that "to write novels and poetry seems to be just research on natural sciences." Wherever one puts effort, we feel that the radiance is released.
This work is awarded while I was the director of the library, so I feel a sense of fate with the title. I would like to thank you for being able to experience such an opportunity.
図書館長の任務を無事終了いたしました。
I have finished the task of the library director.
2018年04月02日
仲座栄三 (EIzo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
2016 年 4 月より 2018 年 3 月の間、琉球大学図書館長(第 30 代)を拝命いたし、無事 2 年間の任期を修了することができました。また、同時に平成 29 年度卒学生(工学部環境建設工学科土木コース)の指導教員の 4 年間を無事終了いたしました。その間にご支援ご指導を頂いた皆様方に感謝申し上げます。
図書館が発行する機関誌に図書館への想いを寄せましたので、ご紹介いたします。PDF をダウンロードください。
特に、図書館側を通り球陽橋へと向かう通りを「アインシュタイン・湯川秀樹の散歩道」と紹介できたのは幸いでした。
また、優秀で仕事熱心な図書館職員との2年間、そして優秀でまとまりのある学部学生達と 4 年間、共に過ごせたことは感謝の念に堪えません。
沖縄のサンゴ礁海岸におけるビーチの安定性について
On the stability of beaches surrounded by coral reef in Okinawa
2018年03月04日
Stabilities of beaches in Okinawa are analyzed by Hsu's beach stability theory.
What is the shape of the stability beaches in Okinawa, what kind of shape should be stabilized?
沖縄におけるサンゴ礁海岸の砂浜の安定性がHSUの理論を適用して解析されています。沖縄の砂浜の安定性がどのような形にあるか、安定すべき形状とはいかようなものか?が示されています。
沖縄から「ゆいま~る」の精神を全世界へ
The spirit of “YUI-MAARU (mutual support spirit)” from Okinawa to the World.
2018年03月04日
A symposium on disaster mitigation sponsored by the Open University, Okinawa support center was held on May 3, at the P's Square.
The world was impressed by the concept of "Mottainai" introduced by Japan to the United Nations. Following this, we would like to deliver "the spirit of YUI-MAARU" from Okinawa to the United Nations and the world for the formation of a strong and resilient society against natural disasters and poverty.
放送大学沖縄学習センター主催のシンポジウムが開催されました。
地域の自治会や自主防災組織、学校、教育関係者多数が参加されて、フロアから多数の質問や提言が出されました。大幅に時間を経過するほどに、議論が白熱したことは非常に喜ばしいことです。
日本における「もったいない」が、国連にまでも届き、世界の人々に感動をもたらせました。これにならい、災害に強く粘り強い社会の形成や貧困からの脱却社会の形成のために、沖縄から「ゆいま~の精神」を、国連に、そして世界に届けたい。
放送大学の役割がこういうところにもあるという、新しい情報を得た喜びや放送大学の質の高さ、卒業生や修了生の各方面での活躍に触れ、驚きの声も聞こえました。
東北地方大津波によって引き抜かれた海岸林の分布
TRACES OF THE TOHOKU REGION GREAT TSUNAMI BEHIND A COASTAL FOREST
2018年03月04日
運河を用いた津波減災の実験的及び数値解析的研究
Experimental and Numerical Modeling of Tsunami Mitigation
2018年01月15日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
Experimental and Numerical Modeling of Tsunami Mitigation
Md Mostafizur Rahman1, Carolyn Schaab1 and Eizo Nakaza2
1 琉球大学理工学研究科博士後期課程(〒 903-0213 沖縄県西原町千原 1 番地)
2 琉球大学教授 工学部工学科社会基盤デザイン
(〒 903-0213 沖縄県西原町千原 1 番地)
E-mail: enakaza@tec.u-ryukyu.co.jp
Through experiments and numerical simulations, this study examined how canals, individually or coupled with a dune, can play an important role in the mitigation of tsunami disasters.
運河を用いた津波減災の実験的及び数値解析的研究
実験及び数値計算によって、運河を用いた津波減災効果が検討されている。研究では、運河を単独設置した場合、丘と複合的に用いた場合との検討が行われている。
Key Words: Coastal communities; Tsunami impact; Tsunami mitigation; Combined countermeasure; moving particle semi-implicit method
植生帯・丘・護岸による複合的津波減勢効果に関する研究
COMBINED MITIGATION EFFECTS OF FOREST, HILL AND SEAWALL AGAINST TSUNAMI
2018年01月14日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
COMBINED MITIGATION EFFECTS OF FOREST, HILL AND SEAWALL AGAINST TSUNAMI
Kento INAGAKI, Eizo NAKAZA, Satoshi TANAKA and Carolyn SCHAAB
The construction of "green hills" in the lowland areas of the damaged Tohoku region are underway as a symbol of the reconstruction due to the mitigating effects that some hills contributed to during the 2011 huge tsunami event. In this study, after comparing the individual mitigation effects of a vegetation, dune and seawall against a tsunami, the combined mitigation effects of these elements were experimentally studied. It is shown that the countermeasure comprising of vegetation, dune and seawall can effectively reduce flood depth, flow rate, and specific energy, as well as further delay the tsunami arrival time. An examination of the amount of water transported by a tsunami to the area behind the coupled countermeasure shows the effectiveness of the comprehensive countermeasures.
稲垣 賢人 1・仲座 栄三 2・田中 聡 3・SCHAAB Carolyn4
1 琉球大学理工学研究科博士後期課程(〒 903-0213 沖縄県西原町千原 1 番地) E-mail: k148656@u-ryukyu.ac.jp
2 正会員 琉球大学教授 工学部環境建設工学科(〒 903-0213 沖縄県西原町千原 1 番地)
E-mail: enakaza@tec.u-ryukyu.co.jp
3 正会員 株式会社エコー 技術本部防災解析部(〒 110-0014 東京都台東区北野 2-6-4 上野竹内ビル)
E-mail: s-tanaka@ecoh.co.jp
4 琉球大学理工学研究科博士後期課程(〒 903-0213 沖縄県西原町千原 1 番地)
E-mail: cschaab@hawaii.edu
東北地方太平洋沖地震によって発生した大津波によって甚大な災害を受けた東北地方では,沿岸部の丘が果たした役割に着目し,沿岸部の低地に「緑の丘」を築くプロジェクトが復興シンボルとして進められている.本研究においては,津波対策工として,植生帯,丘,護岸が単独で設置された場合の減勢効果を比較した上で,丘と植生帯,あるいは丘と護岸とを同時に設置した場合の減勢効果を示し,さらにそれらが一体的に設置された場合の複合効果について実験的に調べている.複合的効果は,無対策の場合と比較して,対策工の背後域における浸水深,流速,比エネルギーを下げ,さらに津波到達時間を遅らせることが示されている.最後に背後域における輸送水量が調べられ,複合的対策工の有効性が示されている.
Key Words : tsunami, dune, seawall, wind-break forest, mitigation, inundation depth
光の速度が一定となって観測される物理的説明
Why is the speed of light observed as a constant value for any observer in motion and stationary?
2017年11月28日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
光の速度が、自分は静止していると考えている観測者に対しても、また静止している観測者に対して一定速度で運動している観測者に対しても、一定値となって観測されるのはなぜか?
これについて、アインシュタインは、様々な物理学的実験結果は、一定値となっていることを示しているのだから、光の速度は元来普遍的なもので、一定値と設定すべきであるとし、このことに、「光速度不変の原理」を当てた。
その結果、光の速度が、いかような慣性系からも一定値となって観測されることの理由は、不問に付されることとなった。すなわち、光速度が不変となって観測されることの物理的説明は不明であるが、光速度不変の原理の下で導かれる相対性理論は、運動系の時間や長さが短縮することから、光の速度が不変となって観測されると説明している。
しかし、このことは、光の速度が不変となって観測されることの物理を何ら説明していない。なぜなら、運動系の時間や長さが短縮して観測されることそのものが、光速度不変の原理の下で導かれているからである。
こうして、現代の物理学においては、このことは、「光速度不変の原理」の下で不問とされている。
ここに紹介する仲座の論文は、光速度不変の原理を不必要とし、容易に、光の速度が不変となって観測されることを物理的に説明している。ぜひ、皆さんもその事実を堪能ください。
Even for observers who think they are stationary, and even for observers who are moving at a constant speed relative to a stationary observer, the speed of light becomes a constant value Why is it observed as constant?
Einstein assumed that the speed of light was originally universal and should be set to a constant value, and introduced "the principle of light speed invariance" to this.
As a result, the reason why the speed of light is observed as a constant value from any inertial system has been subject to inquiries. That is, the physical explanation that the light speed unchanged is unknown. The theory of relativity guided under the principle of light speed invariance explains that the speed of light is unchanged as the time and length of an inertial system in motion are shortened.
However, this does not explain any physics of observation why the speed of light is invariant. Because the theory that the time and length of an inertial system in motion are derived under the introduction of the principle of light speed invariance.
In modern physics, this is regarded as unnecessary under the principle of light speed invariance.
The paper introduced here does not require the principle of light speed invariance, and it physically explains that light speed is not changed. Please do enjoy it with all of you.
ローレンツ変換の正しい物理的意味 補遺バージョン
Correct physical meaning of the Lorentz transformation-Additional explanation
2017年08月22日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
This paper is based on the re-examination of "Eizo Nakaza (2017): Correct physical interpretation of Lorentz transformation, Journal of the Okinawa Scientific Disaster Prevention and Environmental Engineering, Vol. 2, No.1, Physics, pp. 15-19." This is summarized, including re-organizing and supplements to it. The problem of the conventional interpretation for the Lorentz transformation and the problem of Einstein 's theory of relativity are discussed, and the validity of the new relativity theory proposed by Nakaza is explained.
本論は,先に投稿された「仲座栄三(2017):ローレンツ変換の正しい物理的解釈,沖縄科学防災環境学会論文集,Vol.2, No.1, Physics,pp.15-19.」の再整理と,それに対する補遺を含めてまとめられている.ローレンツ変換に対する従来の解釈の問題点,アインシュタインの相対性理論の問題点が議論され,仲座の提案する新相対性理論の妥当性が説明されている.
100 years, since the Sir Arthur Eddington's historical observation, May 29, 1919.
Sir Arthur Eddington, May 29, 1919 の皆既日食観測から100年
2017年08月22日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
The First observation of the bending of light by the gravity of the sun was done by Sir Arthur Eddington, May 29, 1919. It was the day of a total solar eclipse. Since the Memorial Day, 100 years has almost been passed. Yesterday, Aug. 21, 2017, it was again the total solar eclipse. People on the Earth had enjoyed the 100-year anniversary of the discovery of the bending of light. It may also mean, however, the birth of a new physical theory.
皆既日食の日、5月29日、1919年、Sir Arthur Eddington率いる観測隊は、アインシュタインが予言した重力による光の屈折の観測に成功しました。それ以来、Eddingtonはアインシュタインを高く評価し、相対性理論は神話化の域にまで高められていきます。それから100年が経過しましたが、再び訪れた皆既日食に、人々は重力による光の屈折の発見の100年祭を楽しんだことでしょう。しかし、これは新しい物理学理論の誕生をも予感させるものである。
放送大学(沖縄)の紹介
Introduction of the Open Univesity in Okinawa
2017年06月08日
An Educational Systeme and Treasures in the Future of Universities
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
社会基盤デザインコース仲座研究室紹介
Introduction of Nakaza's Lab. in the Civil Engineering Course of University of the Ryukyus
2017年06月06日
琉球大学工学部工学科社会基盤デザインコース紹介
Introduction of University of the Ryukyus, Civil Engineering Course
2017年06月06日
ローレンツ変換の正しい物理的解釈が掲載されました
The correct physical interpretation of Lorentz transformation has been published
2017年05月15日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
沖縄科学防災環境学会へ論文掲載いたしました。
Some papers related to the relativity and fluid dynamics have been published.
2017年04月08日
仲座栄三 (Eizo NAKAZA)
琉球大学工学部 社会基盤デザインコース
University of the Ryukyus, Faculty of Eing., Dep. of Civil Eng..
Nakaza's governing equation of motion of a fluid (2005)
Alternative to the Navier-Stokes equation
アインシュタインの相対性理論がいかに論駁されるか、新たな相対性理論はいかように表れるかが示されています。また、10 年ほど前にまとめられた
Nakaza equation (The governing equation of motion for a fluid, alternative to the Naiver-Stokes equation、
流体運動の支配方程式) が、簡潔にまとめられ投稿されています。他に、防災関連の論文が掲載されています。ぜひ、ご活用ください。
It shows how the theory of relativity appeared in its history. Nakaza's equation (The governing equation of motion for a fluid) is briefly summarized. In addition, papers related to disaster prevention are posted.
Eizo NAKAZA
University of the Ryukyus
新しいホームページを開設しました。
The new site of the Nakaza's lab has been opened
2017年03月25日
Coastal, Hydraulic, Disaster Prevention, and Environmental Engineering Lab.
KEYWORDS: relativity, Navier-Stokes equation, elasticity, fluid dynamics, governing equations of dynamics for a continuum material, coastal and river Eng., hydraulics, disaster prevention measures, environmental eng., coral, coral reef, Okinawa, Ryukyus
水工学研究室は、2017 年 4 月より、本ページへ移動いたしました。
新相対性理論出版される
A New Theory of Relativity has been published, Sep. 20, 2015
2015年11月24日
我々のガリレイ変換に対する認識は誤っていた
Resolving our erroneous interpretation of the Galilean Transformation, accepted in Physics Essays
2015年10月27日
ガリレイ変換に対する我々の認識は、アインシュタインによって彼の相対性理論に取り入れられた。変換後の時間や空間座標の値が、運動系のそれらに等しいとするガリレイ変換に対する我々の認識がそのま持ち込まれ、結果として、双子のパラドックスなど、時間や長さに関するパラドックスを派生させた。
Our traditional perception on the Galilean transformation was incorporated into the relativity of Einstein. Our recognition on the Galilean transformation, which states that the time and spatial coordinates after the transformation are equal to those of the moving system, is brought in the relativity, resulting in a paradox related to time and length, such as the twin paradox.
New theory of relativity has been proposed. Eizo NAKAZA
University of the Ryukyus, Civil Engineering
若手研究者よ、従来の材料力学・弾性力学を捨て、新弾性理論を目指せ、研究すべきことが際限なく広る
New theory of elasticity, proposed by E. Nakaza (2005).
2015年07月15日
Abandoning traditional elastic theory, aiming for new elastic theory, then there are limitless expansions of what to do as a research.
土木学会・2014年度(第50回)水工学に関する夏季研修会講義集(福岡県会場)
Summer seminar on the hydraulic engineering
2015年06月29日
古文書・津波堆積物が示す世界最大規模の津波の実態と対応策
琉球大学工学部社会基盤デザイン教授 仲座栄三
Written documents and Tsunami Deposits Reveal the world Biggest Tsunami in Ryukyu Island of Japan---Disaster m
Mitigation Against Huge Tsunamis
Universty of the Ryukyus, Civil Engineering, Eizo NAKAZA
2014年ノーベル物理学賞受賞者天野浩博士の青色LED琉球大学を照らす
Dr. Hiroshi Amano's blue LED illuminates the University of the Ryukyus
2015年05月07日
6月22日 宮古島市中央公民館大ホールにて「沖縄防災環境学会講演会 in 宮古島」を開催
Lecture Meeting of the Okinawa Disaster Prevention and Environment Society
2013年06月18日
平成24年度 共通教育科目 「科学の光と影」学生による授業評価を掲載
"Evaluation of class by students" posted
2013年04月25日
「尾崎次郎君へ特別賞与の授与」の記事掲載
Posted "Ozaki Jiro's Special Bonuses" article
2013年03月26日
沖縄防災環境学会シンポジウム 発掘調査が証す歴史津波の実態
The history of the history tsunami witnessed by excavation survey
2013年03月12日
沖縄防災環境学会 特別講演会 青山学院大学による 先島諸島における発掘調査結果を語る 講師 田村 晃一 氏
Aoyama Gakuin University's excavation survey on Sakishima archipelago
2013年02月05日
研究室独自の技術と津波避難研究成果とを合わせた新しいマップ作りが行われています。
A new map is being created combining laboratory-specific technologies and tsunami evacuation research results.
2013年01月22日
詳しくは、仲座研究室へご連絡ください。類似のマップ、株)生活地図会社発行とは現在一切の関係もございませんので、厳重な注意が必要です。
掲載メディア一覧 ページに新聞記事を追加しました。
A newspaper article was added to the publication media page
2013年01月22日
沖縄タイムス 「明和の大津波に学ぶ」
Okinawa Times " Meiwa Great Tsunami in Okinawa region"
2013年01月17日
八重山日報 「過去最大の津波は明和津波」
Yaeyama daily report "The biggest tsunami in the past is Meiwa tsunami"
2013年01月16日
八重山明和大津波研究会主催 第四回講演会「災害の痕跡や記録を防災・減災に活かすために」
The 4th lecture sponsored by the Yaeyama Meiwa Tsunami research group "To use traces and records of disasters for disaster prevention and reduction"
2013年01月15日
宮古毎日新聞 「カムィヤキ」完全出土
Miyako Mainichi newspaper "Kamuiyaki showing a trace of a huge tsunami is excavated in complete form."
2013年01月13日
講演会「力学と岩盤工学の展望:地殻力学および地殻工学」
Lecture "Perspectives of Mechanics and Rock Engineering: Crustal Dynamics and Crustal Engineering"
2013年01月09日
明和津波に関する学術検討会 -古文書・遺跡からのメッセージ-
Academic conference on Meiwa Tsunami "Message from ancient documents / ruins"
2012年12月13日
講演会紹介ページに名護博物館企画展「発見!私たちの住む名護の川と自然」を掲載
Nago Museum posted "Exhibition! Nago no River and nature that we live"
2012年12月13日
沖縄防災環境学会 第一回研究発表回開催される。100名をこえる参加者があり盛況裏に終了する。(論文集は、事務局にて残部あり)
The first research presentation times of the Okinawa Disaster Prevention and Environment Society will be held.
2012年09月18日
沖縄タイムス「県内防災の歴史発表」沖縄防災環境学会研究発表会
Okinawa Times "The history of disaster prevention works in Okinawa"
2012年09月14日
沖縄防災環境学会 第一回研究発表会を開催いたします。
The first research presentation meeting of Okinawa disaster prevention environment conference will be held.
2012年09月11日
沖縄防災用品展示・講演会 8月28日 豊見城中央公民館、 アースウイング株式会社主催
Okinawa disaster prevention equipment exhibition / lecture meeting
2012年09月05日
「掲載メディア一覧」ページに宮古毎日新聞の記事を追加
The article of the Miyako Mainichi newspaper was added
2012年08月30日
7月26日 沖縄県文化環境部長平田大一訪問しました。
Okinawa Prefecture Department of Cultural Environment Director, Daichi Hita, was visited.
2012年08月30日
沖縄防災環境学会 研究発表会
Research presentation by Okinawa disaster prevention environment society
2012年08月27日
宮古毎日新聞「海の防災 歴史に学ぶ」
Miyako Mainichi Shimbun "Disaster prevention lessons learned from the historical disasters"
2012年08月25日
宮古毎日新聞「サンゴ保全、津波対策学ぶ」
Miyako Mainichi Shimbun "Coral conservation, tsunami counter-measures"
2012年08月18日
宮古毎日新聞「サンゴ礁を守ろう」
Miyako Mainichi Shimbun "Let's protect coral reefs"
2012年08月18日
「3.11大津波災害の教訓と沖縄に於ける大津波災害の教訓(一千年の継続義務)」
The lesson of the Great Tsunami Disaster "3.11" and the lesson of the Great Tsunami Disaster in Okinawa
2012年08月11日
ラジオ沖縄 金城奈々絵アナウンサーのインタビューを受けました。 7月18日、9月1日防災の日に放送予定
An interview with N Kinjyo, a announcer of "Radio Okinawa".
2012年07月26日
スペイン サンタンデールにて開催された国際海岸学会へ参加しました。7月4日から11日
I participated in the international conference society held in Santander.
2012年07月05日
琉球新報「過去の災害教訓に対策を」
Ryukyu Shimpo "Take counter-measures in response to the past tsunami disasters"
2012年6月25日
相対性原理に拠る相対性理論
Relativity theory based on the principle of relativity
2012年04月26日
「出版物・講演会」ページを追加しました。
"Publication / lecture meeting" page was added.
2012年04月19日
「出版物・講演会」ページに出版物を追加しました。
Publications were added to the "Publications and Lectures" page.
2012年04月17日
「授業評価」ページを追加しました。
"Class evaluation" page was added.
2012年04月01日
新聞・テレビなどで取り上げられた切り抜きを掲載しました。
Cut out taken up in newspapers · TV etc. was posted.
2012年03月27日
琉球新報「地震被害を予測へ 高速スパコン導入」
Ryukyusu Shimpo "Simulations of earthquake damage, introducing a high-speed supercomputer"
2012年03月23日
琉球新報「地域力向上を提言」
Ryukyu Shimpo "A suggestion of a improvement of regional power against natural disasters"
2012年03月22日
琉球新報「海抜わかる地図活用呼びかけ」
Ryukyu Shimpo "Utilization of a newly developed map to understand the sea leveles"
2012年03月20日
NHK金くる震災一年
One year since the Tohoku Great Earthquake
2012年03月16日
琉球新報小中学生新聞「りゅうPON」掲載
Ryukyu Shimpo elementary and junior high school student newspaper "Ryu PON"
2012年03月11日
沖縄タイムス「海抜色分け減災地図」
Okinawa Times "A map for utilization to show evacuation root from tsunami"
2012年02月23日
琉球新報「海抜が一目でわかる」
Ryukyu Shimpo "A map to understand the elevation at a glance"
2012年02月23日
沖縄タイムス「県統一の海抜表示設置」
Okinawa Times "Unified sea level indication on a map"
2012年02月09日
琉球新報「海抜、3色で表示」
Ryukyu Shimpo "The sea level divided into three color category"
2011年11月28日
沖縄タイムス「防災訓練 全県民参加型を」
Okinawa Times "All citizen participation type disaster prevention drills"
2011年09月16日
沖縄タイムス「最低浸水域は海抜5メートル」
Okinawa Times "minimum flooded area is 5 meters above sea level"
2011年09月13日
沖縄タイムス「減災へ次世代防災マップ」
Next-generation disaster prevention map for disaster mitigation
2011年09月01日
琉球新報「沖縄10年内に大地震も」
Ryukyu Shimpo "A major earthquake may occur in Okinawa within 10 years"
2011年09月01日
沖縄タイムス「災害時要支援者 県も情報共有を」
Okinawa Times "The prefecture should also share information"
2011年08月30日
沖縄タイムス「砂採取 島の面影消す」
Okinawa Times "The island disappeared by the collection of sand"
2011年06月27日
沖縄タイムス「海岸整備 やせる砂浜」
Okinawa Times "By the coastal improvement, the number of sand beaches has decreased"
2011年06月26日
沖縄タイムス「県 防災計画改訂へ」
Okinawa Times "The prefecture will revise disaster prevention plan"
2011年06月17日
沖縄タイムス「震災地応援の24時間マラソン」
Okinawa Times "24 hour marathon to support earthquake areas"
2011年06月14日
沖縄タイムス「津波対策 歴史に学んで」
Okinawa Times "Learn countermeasure of waves from history"
2011年06月14日
沖縄タイムス「大地震発生 沖縄と関連か」
Okinawa Times "Is the occurrence of a major earthquake related to Okinawa?"
2011年03月27日
琉球大学工学部 環境建設工学科 水工学研究室のホームページを開設いたしました。
We opened a website.
2010年01月05日
研究メンバーの交流の場、水工学の情報共有の場としてぜひお使いください。