2025年05月06日
やり直し力学7 新たな運動の法則の特徴
From the new theory of motion to the new relativity
About the new theory of motion.
相対性原理の下に、運動の法則が観測者に対して静止してる場合に限られ、一定速度で運動している場合についてはガリレイ変換を通じて、運動物体を静止物体とみなした上で適用することが示された。新たな運動の法則は、相対速度の起源についての力学的法則を表し、物体が相対速度を有する場合には、相対性理論を必要とすることを求めている。
これまで、我々が学んできたニュートンの運動の法則は、それが構築された時代的な背景を脱ぎ去ることなく、相対性原理やガリレイ変換の存在を運動の法則そのものに潜在させる形で連綿として唱えられ受け継がれてきたものであった。こうしたことが、現代の相対性理論を誤った方向に導いた根源でないかと筆者は考えている。
相対性原理によって、観測者は自分の立つ位置が絶対的に静止した状態にあるのか、それとも運動状態にあるのかを知る由はない。物体の相対的な運動は、観測者に対して静止していた物体が運動を獲得した時点から始まる。それ以前の物体の運動の世界を知る術はないし、もっとも観測者自身の立つ位置の力学的前世界を知る由がない。
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仲座栄三
参考文献:仲座栄三、新相対性理論(物理的思考編)、ボーダーインク、363p.、2023.
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