仲座栄三 新力学研究所
2025年02月26日

乃木坂46の『(アインシュタインの)相対性理論に異議を唱える』で学ぶ その4

Let's learn about the new theory of relativity in “Objecting to Einstein's Relativity” by Nogizaka46, Part 4

A member of Nogizaka46 is singing as bellow:

Einstein's theory of relativity tells us that “nothing in this world can travel faster than the speed of light. It would take hundreds of millions of years for light to travel from star to star. If Einstein's theory of relativity did not exist, I would be able to travel faster than light and see you immediately... Einstein's theory of relativity is absolutely wrong.

URL: 乃木坂46『相対性理論に異議を唱える』

乃木坂46の 『(アインシュタインの)相対性理論に異議を唱える』 の歌詞の1番目の前半部分の意味については、前回説明した。今回は、その後半部分の歌詞の意味について考える。

『光より速いもの 存在しないなんて どういう意味なのか 理屈だけ言われても想像がつかない とにかく今すぐに 君に会いに行きたいだけ 井の頭線(いのがしらせん)に飛び乗っても 相対性理論を信じない』

この歌詞の意味を簡潔に説明するなら、以下のようになろう。

いますぐに飛んで行き、君に会いたい。なのに、こんなにも時間がかかってしまう。アインシュタインの相対性理論は、高速で移動すると時間がゆっくり進み、例えば、駅に立っている人の携帯が1時間経過したとしても、井の頭線に乗って高速で移動する私の携帯は、(極端にいうのなら)わずか1分ほどの時間経過となっているはず、と教えているのに、やっぱり1時間かかっている。だから、「私は、アインシュタインの相対性理論を信じない」 

(高速移動というところは、物理学的には、光の速さほどで移動するということになるのだが、これは歌なので、あまりこの点にこだわってはいけない。「移動している者の時間はゆっくり進む」、すなわち、「時間経過のテンポは速く移動している者ほどゆっくりとチックタックする」というアインシュタインの「相対論的時間」というのがあり、時間というのは、誰にとっても同じテンポで進むのではなく、高速で移動すればするほど、その人の時間は進むのが遅くなると説明されていることを知ることが肝要である) 「相対論的時間」

『光より速いもの 存在しないなんて どういう意味なのか』 

というところについては、前々回(その2に当たる)で説明した「アインシュタインの光速度不変の原理」の存在を 知っておく必要がある。そこで説明されているように、アインシュタインは、相対性理論を構築するための土台として、「光速度不変の原理」を導入している。そして、導かれた相対性理論によると、いかなる物質も光の速さを超えることはできないということになっている。アインシュタインの相対性理論によると、移動する速さが光の速さになると、時間が止まり、長さもゼロになってしまう。そして、物体の質量は無限大になってしまう。私たちが見上げる壮大な宇宙は、星と星との間の距離があまりにもかけ離れているので、星から星へ光の速さで移動したとしても、数億年もかかってしまう。アインシュタインの相対性理論によれば、この世には、光の速さを超えて移動できるものは無いことになるので、星から星へ移動するのに(あなたに会いにいくにも)こんなにも時間がかかってしまう。アインシュタインの相対性理論が存在しなければ、私は光よりも速く移動することができて、すぐに君に会えるのはずなのに、、、アインシュタインの相対性理論なんて絶対間違っている、、、ということになろうか。

仲座栄三