「NHK はっけんラジオ from 沖縄」で”明和の大津波”の紹介と地域住民らによる津波防災の事例を紹介

NHK
はっけんラジオ from 沖縄!
ラジオ・ナビデーター 辻本彩乃さん
NHK沖縄放送局アナウンサー 寺内皓大さん
今から250年前、1771年に沖縄県先島地方(宮古島諸島、八重山諸島)に甚大な津波災害を引き起こした「明和の大津波」について、紹介することができました。
石垣島から、島袋綾野さんが、明和大津波の概要紹介をいたしました。
与那原町の東浜における防災実戦が、自治区長(國仲さん)から説明されました。
名護市大浦地区 防災リーダー育成プロジェクトが、区長の宮里さんから説明されました。
私は、津波研究の専門家という立場での参加をいたしました。
沖縄の先島地方に甚大な災害をもたらせた明和の大津波は、その規模や破壊力という意味では、世界最大級の津波と言えます。その津波力の強大さは、周長60m、高さ12mにも達する津波石(津波によって打ち上げられた巨大な岩塊)の存在によって推測することができます。また、当時、災害の様子を克明に記録した古文書には、「津波の這い上がり高さは28丈(85m)に達した」と記録されています。こうした巨大津波の実態を国内のみでなく、全世界に知らしめることは大変重要なことと思います。こうした災害の経験を持つ沖縄で、現代を生きる人々が、いかような防災対応をし、またどのような工夫をされているのかを伝えることも重要なことと思います。放送では、こうしたことが紹介されました。
私たちの研究室では、明和の大津波で打ち上げられた津波石が絶景をなし存在している様を、世界遺産として登録し、後世に、そして全世界に、その実態と教訓を伝える取り組みを行っています。
また、明和の大津波に関する研究を様々な方向から研究しております。
その成果は、関連サイトなどで紹介いたしております。ご参考にされたなら幸いです。
http://okinawa-repo.lib.u-ryukyu.ac.jp/handle/20.500.12001/19985