2025年03月15日
富山大学教授 木村一郎(博士・工学)宮古島にて共同研究の成果を報告
Prof. Ichiro Kimura of the University of Toyama presents the results of the joint research in Miyakojima.
富山大学理工学研究科の木村教授研究室と仲座は、養殖場内の流れに関する研究を共同で行っています。富山大学では修士課程の学生北村勇人さんが実験やコンピュータによる数値計算を担当いたしました。北村さんは、学部における卒業研究で本テーマをはじめ、修士課程の2年間、合計3年間をこの研究に費やしています。実験装置の製作、実験、数値計算と数多くの困難を克服し、素晴らしい成果を収めています。その成果は、国内外の専門学会へ論文投稿されると同時に口頭発表も行われました。その卓越した研究成果によって、北村さんは、富山大学の学長賞を受賞されます。この名誉ある賞の他、国際会議における優秀発表賞をも受賞されています。
こうした素晴らしい成果の報告が、宮古島にて行われました。この研究は、養殖場の現場から「従来の正方形水槽に仕切りを設け、長方形にしたことで、これまでの経験則がすべて崩れ、養殖に重要となる流れの様子がまったく分からなくなった」という問題が上がったことに端を発しています。調べてみますと、数多くの国内外の養殖場で同様な問題を抱えていることが分かりました。研究では、何が問題なのかを、実験やコンピュータを用いた数値計算によって徹底的に調べ、問題点を流体力学的に明確にしています。今後は、明らかになった問題点を制御して改善する技術開発が期待されます。
木村教授による成果報告の後に、来年度の新研究テーマにつて議論が盛り上がりました。その後に、私の宮古島生活拠点にて、ささやかな宴会がとり行われました。
仲座栄三