2025年05月13日
やり直し力学8 新たな運動の法則 まとめ
Summary of the motion law
Comparison of the new laws of motion with the traditional Newtonian laws of motion
運動の法則は、相対性原理の下に成立し、観測者に対して静止している物体が相対速度を獲得する瞬間に対して適用される。その内容は、以下のようにまとめられる。
1)静止慣性の法則:観測者に対して静止している物体は、力の作用がなければ、その静止状態を保持し続けるという静止慣性を有する。静止慣性の大きさは、静止慣性質量をもって計られる。
2)力の作用・反作用の法則:観測者が静止物体に力を作用させるとき、その物体は同じ大きさで逆向きに力を返す。作用と反作用の一体性は力の性質である。
3)観測者が物体に力を作用させるとき、両者間には相対速度が発生する。このとき、発生した微小相対速度dvは、作用力の大きさfと力の微小作用時間dtとに比例し、静止慣性質量mに逆比例する。すなわち、次なる運動方程式が成立する。
mdv=fdt
一定速度で運動する物体に対しては、ガリレイの相対性理論が成立し、次のように静止物体に対する運動法則が適用される。
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仲座栄三
参考文献:仲座栄三、新相対性理論(物理的思考編)、ボーダーインク、363p.、2023.